by fifthの店長を経てfifthグループ総店長、そして現在はブランドマネージャーとしてマルチに才能を発揮する堀 雄大。
美容師としてはセンターパートのブランディングで成功を納め、数多くのお客様や著名人から支持を集める。
プレイヤーとして活躍する中、YouTubeやアパレルなど多岐にわたり「fifthの広告塔」として活動の幅を広げている。
そんな堀 雄大に、入社時のエピソードや仕事で大切にしていること、今後の目標などについて聞きました。
入社のキッカケは木村さんの「何気ない一言」
僕は中途で入社したので、fifthは6年目になります。
実は、高校生の頃から木村さん(fifth CMO 木村 允人)とは面識があったんです。木村さんがアシスタント1年目の頃に、お客さんとしてfifthに通っていたんですよ!
美容師になってからもモデハンの時にお会いしたり、そういった関係で木村さんとはずっと面識がありました。
当時、fifthは今と違って1店舗だけだったんです。
fifthが2店舗目を出す時にお祝いの連絡をしたのですが、それをきっかけに木村さんとより密に連絡させていただくようになりました。
仕事の相談を聞いていただく中で、木村さんから「雄大、fifthに来たら?」と誘っていただいたんです。
あまりにも唐突でさらっとしたお誘いだったので、その時は正直パニックになりましたね。 (笑)
でも「fifthと木村さんの考える将来のビジョン」と「自分の考える将来のビジョン」がクロスしたので、fifthに入社することを決意しました。
「立ち止まらず、常に動き続ける選択」をする
美容業界は常に流行が変化し、動き続ける業界です。
一度でも立ち止まってしまうと、美容業界の最前線で戦えなくなってしまうんですよ。僕自身も最前線で戦い続ける美容師でありたいと思っています。
なので「立ち止まらないこと・動き続けること」は常に意識していますね!
これは、ブランドマネージャーとしても欠かせない要素だと思っています。
サロンワークや講師やYouTube、最近ではアパレルなど更に幅を広げて活動しています。
最前線に自分が出ることで多くの媒体から「堀 雄大」を知ってもらい、更にfifthを知ってくれたら嬉しいじゃないですか!
そのためにも、今は個人の露出を増やし続けていますね。
元々「気になったことはやってみる」という性格なのですが、宮永 えいとさんのYouTubeへの出演をきっかけに、よりこの意識を強く持つことができました。
自分の発想と行動力を活かせるブランドマネージャーという仕事は、自分の強みを最大限に活かせる仕事だと思っています!
待っているのではなく「自ら常に発信をする」
昔は美容やファッションの情報をキャッチするのって雑誌でした。
しかし、今はSNSでキャッチする時代じゃないですか。
なのでSNSを使った自分からの発信は常に意識していますし、現代においてかなり大切なことだと思っています。
雑誌のように編集部がピックアップしてくれるわけではないので、待っているだけでは難しい時代ですよね。自らSNSの世界に入っていかないと、知名度も無くなってしまいます。
現に自分の発信がバズった時はお客様との話題にもなるので、しっかり発信できていることを実感しています。
SNSでの発信は集客でも大切ですが、集客の他にも理由があります。
それは「1人の美容師として美容師の楽しさや素晴らしさ、カルチャーを伝えるため」です。
「美容師ってこんなに素晴らしい仕事なんだ」と伝えることも僕の仕事だと思っています。
美容師としてもfifthのブランドマネージャーとしても、発信することは大切な仕事の1つですね!
fifthは「教育をされながら、教育をしていく」
fifthでは「スタッフ第一主義」を掲げていて、教育にも力を入れています。
教育をされながら教育をしていく現場なんです。
どういう意味かというと、僕らスタイリストも横川さん(fifth 代表 横川 公一)や木村さん、上原さん(fifth テクニカルディレクター 上原 俊樹)など上の世代から教わることが毎日あります。毎日がインプットとアウトプットの繰り返しです。
そして今度は僕たちが下の世代のスタッフを教育して、更に下の世代にその教育が繋がっていく。
なので、ただ教わって指示に従うだけの人はいないんですよ。みんな常にインプットとアウトプットを繰り返しています。
横川さんをはじめとするトップ層も、常に向上心を持って日々学んでいます。それを共有して教え合える、切磋琢磨できる環境がfifthにはありますね。
「継続・やり抜く・突き詰める」ストイックさは必要
正直、fifthは生ぬるい環境ではないですね!
技術やSNS、社会人としても常にストイックさが求められる環境です。
その代わりに、ストイックに「継続・やり抜く・突き詰める」ことができれば結果は出やすい環境だと思います。
自分からのアプローチができるスタッフはやっぱり成長が早いですね。
店舗ごとの色はありますが、ベースのレッスンやカリキュラムの内容は全店舗共通です。
なので、知りたいことがあれば誰に聞いても教えてもらえます。
最近は店舗ごとの売り上げベースに差が無くなってきており、どの店舗にいても自分を伸ばせる環境になっています。
軸にあるのは「fifthを日本一のメンズサロンにする」
fifthはサポート体制や意識もしっかり整っているサロンです。
誰かが大きな目標にやる気を燃やせば、周りも連鎖的にやる気に燃えるみたいな。(笑)
その目標も様々です。
売り上げをガンガン追っていくタイプ、教育に特化したいタイプ、僕のようにサロンワーク以外のこともマルチにやりたいタイプなど。
一見違うベクトルを向いているように思えますが、その軸にある思いはみんな同じです。
「fifthを日本一のメンズサロンにする」
売り上げだけ上げればいいわけでも無いし、知名度だけあればいいわけでもない。
fifthを会社として大きくしていくために、メンズサロン戦線でfifthがトップを奪るために各自が自分の役割を認識して伸ばしていくイメージです。
スポーツに最適なポジションがあるように、fifthにも最適なポジションがあると思っています。
適材適所、自分の最適なポジションで最大限に力を発揮する考え方です。
適材適所のポジションで100点を出していくことができたら、かなり強いですよね!
バックオフィスは、感覚に頼りがちなプレイヤーに対して「fifthを日本一のサロンにする」という目標を数値化して表してくれるので、バックオフィスの存在もかなり大きいです。
「カリスマとしての堀 雄大」になる
今年30歳になるのですが、40歳手前には業界内で圧等的なカリスマとして君臨したいですね!
まさに、奈良 裕也さんのような感じです!
ヘアメイクも興味はあるのですが、僕はヘアメイクよりトータルファッションが好きなんです。
ヘアメイクではなく、ファッションにもちゃんとこだわりたい。
なので一般的な美容師さんと考えは少しズレているかもしれません。
「髪が全てでは無いよね」ってことです。
ジャケットやパンツやアクセサリーがあって、ヘアがある。
ヘアもファッションの一部だと認識しています。
なので、ヘアスタイルだけを主張しすぎてもトータルファッションは崩れてしまう。
それはお客様にも同じことを考えていて、その人のファッションやライフスタイルにマッチしたヘアスタイルを提案するようにしています。
堀 雄大にとって「fifth」とは
fifthは僕にとっての軸ですね。
今は色々な媒体に出ていますが、軸にあるのは「fifthの堀 雄大」です。
自分にとっては切っても切り離せない名前のようなものです!
【プロフィール】
Brand Manager
堀 雄大
by fifthの店長を経てfifthグループ総店長、そして現在は美容師の枠を超えてブランドマネージャーを務める。
プレイヤーとして活躍する中、YouTubeやアパレルなど多岐に渡り「fifthの看板」としても活躍中。