cinqでマネージャーを務める伊藤 大智。
男らしさ溢れる雰囲気とは裏腹に、お客様に対する心遣いや技術はcinqの中でもトップレベルの繊細さを誇る。
また、自身のブランディング「フェイスフレーミング」でも多くのお客様から支持を獲得中。
そんな伊藤 大智に、入社時のエピソードや仕事で大切にしていること、今後の目標などについて聞きました。
「レディースの面白さ」に気がついた
cinqには新卒で入社して、7年目になります。
当時はfifthとcinqに分かれる前で、fifthは当時読んでいたヘアカタなどの雑誌で知っていました。
初めてfifthを知ったのは中学生の頃だったのですが、その頃からfifthの作るスタイルが好きで美容師をやるならfifthと心に決めていたんです。
fifthは今でこそメンズ特化サロンのイメージがありますが、当時はそうではなかったんです。
メンズの領域で露出は多かったのですが、女性のお客様もいるサロンでした。
当時はメンズもやっていたのですが、僕はレディースの方が技術でこだわりたいポイントが多くて。
その時に「レディースって面白い」と思いましたね。
作品も、メンズよりレディースの方が世界観を広く表現できるんですよ。
写真が好きで、作品撮りを重ねるうちに「レディースのヘアの楽しさ」に一層のめり込んでいきました。
技術とコミュニケーションも「寄り添う」
技術も接客も「お客様に寄り添った美容師」でありたいです。
その都度自分のベストを更新することを意識しています。
新規のお客様であれば以前担当してくれた美容師さんを絶対に超えられるように、顧客様であれば前回の自分の技術を越えられるように。
カットやカラーなどの技術は好きなのですが、喋ることがあまり得意ではないので技術では絶対に負けられないです。
お客様の要望に対して、常に最高の技術を提供したいと思っています。
僕自身コミュニケーションをとることが得意ではなくて、美容室に行くのも苦手なんですよ。(笑)
お客様の中にも、僕と同じでコミュニケーションをとるのが苦手な方もいます。
でも原宿の美容室って勢いがあるので、美容師さんもコミュニケーションを取ろうとするし話さないといけない空気感があるじゃないですか。
なので、コミュニケーションが苦手な方に寄り添える美容師って少ないと思うんです。
自分がそうだからこそ気持ちが分かるので、寄り添える美容師でありたいですね。
誰もが「自分のお客様だと思って施術する」
カラーやブリーチの施術って、最初から最後までスタイリストが見れることって少ないんです。
なので、アシスタントの動きがとても重要になってきます。
アシスタントのみんなには「自分のお客様だと思って施術しよう」と常に伝えています。
人のお客様だと思うと、どうしても作業になってしまうことがあるんですよ。
塗り方や態度など些細なことなのですが、責任感が無い技術って失礼じゃないですか。
その感覚ってお客様に絶対に伝わるので、お客様に対してベストを尽くすことを徹底しています。
それをアシスタントの頃から思える、意識できる環境になっていますね。
だからこそcinqでは、アシスタントやスタイリスト関係なく高水準のブリーチやカラー技術を提供できているのだと思います。
「マーケティング的な視点」からサポートしていきたい
cinq PROJECTができて、cinqのスタイリストも以前より増えました。
増えたことでできるジャンルの幅も広がって、個人ブランディングもcinqにとってより大事になってきます。
技術を磨くことも好きなのですが、集客を考えたりバックオフィス的な仕事も好きなんです。
集客やマーケティングなどの視点から、スタイリストのサポートもしていきたいですね。
今ある「全頭ブリーチのブランディング」を軸にしつつ、今後違うブランディングでもcinqを展開できたらいいなと思っています。
また、SNSを頑張ってくれているスタッフもいて、そういったスタッフも絶対に必要です。
技術面以外でも何かに特化したスペシャリストを育てる環境や、分からないことを教え合って共に成長できる環境を整えてあげたいです。
伊藤 大智にとってcinqとは
cinqは「個人のスキルや個性を発揮できるサロン」だと思います。
cinq自体も新しいブランディングかつ、若い年代で作り上げているサロンです。
自分たちで考えて発信できるし、考えや意見も柔軟に取り入れています。
「メンズのカラーもやりたい」というスタッフもいて、常に新しいことに挑戦していますね。
自分の考えや個性を遺憾なく発揮できるサロンです!
【プロフィール】
Manager
伊藤 大智
男らしい雰囲気とは裏腹に、お客様に対する心遣いや技術はcinqの中でもトップレベルの繊細さを誇る。
自身のブランディング「フェイスフレーミング」でも多くのお客様から支持を獲得中。